建築基準法が改正されます。今回の改正では大筋のテーマとして
①建築物市街地の安全性の確保
②既存ストックの活用
③木造建築をめぐる多様なニーズへの対応
とあります。細かい内容を見ていくと既存住宅を用途変更する際の緩和や特殊建築物を200㎡以上とする等『緩和』を中心とした改正になるとの事です。私ども木質業界に大きく関係してくるのが、耐火建築物等でメンブレンで耐火被覆をして耐火構造にし、意匠上木造構造だと分からなくしてしまう必要があったものをあらわしにして木造の美しさを意匠として採用出来るようになります。特殊建築物等にトラスを被覆無しで採用したり意匠、構造でより連携を要求されるようになると思います。今後トラスやCLT等大スパンの需要と共にそれらを素材として如何に見せるかも考えていかなければならないと思います。
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