地震災害について

 菊池 清 

 今週、東工大名誉教授の和田章先生の話を聞く機会がありました。この中で示唆に富んだ話をいくつも伺いましたが、印象的であったのが、台湾「花蓮地震」の被害にあったホテルの被害状況を見た時の印象「施主や建築家の要求に負けたのであろうが、柱のスパンが大きいため柱本数が少ないだけでなく、柱の太さが十分でない。」という言葉です。この言葉は構造設計者に対して発せられたものでしょうが、施主の無理難題に、四苦八苦して、どうにか応えたとしても、結局、このような非常事態の時に、周囲に先立って壊れてしまうような建物を作り出すようでは、結局は施主のためにはならない。構造的にリスクを冒しても、施主の要望に応えるという論理はあり得ないということを実証しているようです。 「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする」(建築基準法第1条)。迷ったら、まず原点に返ることを常日頃より心掛けたいものです。 

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